【戦慄】終電後の駅前で“時間の語順が逆の男”に遭遇した話、最後に残ったモノが怖すぎる
春の夜、終電を逃した>>1が駅前で出会ったのは、時刻も駅名もまともに固定できない妙な男だった。じわじわ積み上がる違和感の果てに、スレ住民までざわついた“証拠”がこちら。
眠れないので短めに投下する。春の夜風のせいか、ちょっと現実味のない話になるかもしれん。反応あったら続きを書く。
喋った
最初の一言が時間の聞き方みたいなやつで
「いま、七分二十四時で合ってますよね」って言った
意味はわかるのに、頭に入る順番が変で一瞬返せなかった
駅員ではなかったと思う
むしろ案内する気はあるのに、土地の名前だけ曖昧な感じだった
俺が「ここ○○駅ですよね」って言ったら
「ええ、○○駅…いや、○○前駅…いや、川のほうの○○です」って毎回言い直した
で、俺がスマホ見て「0時24分ですね」って答えたら
男が一回うなずいてから
「そう、四十二分ゼロ時を過ぎたばかりです」って言い直した
わざとじゃなくて、確認してるみたいな口調だった
で、切符が見つからないまま男がやっと俺を正面から見た
目が合った瞬間に、待ってたのが俺の後ろの何かじゃなくて、最初から俺だった気がした
そいつ、すごく普通の声で
「ひと駅ぶん戻れば、まだ間に合いますよ」って言った
でもその時間、もう電車なんか来ないはずだった
改札はもう閉まってた
駅員も見えないし、ガラスの向こうのホームも暗かった
なのに男、改札の外に立ったまま耳を澄ますみたいにして、しばらくしてから小さく「ああ、まだ出てない」って言った
そこで男が初めて振り向いた
で、普通に
「遅いよ、翔太」って言った
逃げようとして、一歩引いた時に気づいた
男の持ってた白い紙袋、風で口が少し開いたんだ
中、何も入ってなかった
底まで見えた
その時、男が紙袋を軽く持ち上げて覗いた
空なのを確認するみたいに一回見て、独り言みたいに
「やっぱり入ってないか」って言った
で、すぐ俺の方見て
「じゃあ君のほうだ」って
戻した時には、男だけいなかった
ほんとに一瞬だぞ。足音も止まってない感覚だったのに、前には誰もいない
なのに紙袋だけが少し先でぶら下がってるみたいに揺れてて、風にあおられてからっと鳴った
紙袋が落ちたところに、切符が一枚だけ入ってた
さっきまで男が持ってた袋、空だって自分で確認してたのにだ
拾って見たら、駅名は地元の隣駅なのに日付だけ去年の春になってた
封筒に入れて机の引き出しにしまった
さっき見たら、端の欠けたとこだけ少し湿ってた。もう寝る
元スレッド: 終電を逃した春の駅前で会った変な人の話する(113レス)