【発想が天才】「月曜が存在しない世界」の即興SF短編スレ、設定の不気味さと着地の美しさで名作になるwww
「日曜の次は火曜」が当たり前の世界で、古い映画館だけが“失われた月曜”を覚えていた。即興で積み上がる設定と住民たちの考察が噛み合い、一本の上質なSF短編ができあがっていくスレだった。
日曜の終わりにふさわしい題材だと思って立てた。少しずつ投下するので、設定の穴とか感想とか好きに挟んでくれ。
じゃあ最初だけ。
主人公は古い名画座の映写補助。子どもの頃、学校で『昔は曜日が七つあった』って言ったら、クラス全員に日曜の次は火曜だろって笑われた。
ただ映画館の裏口にだけ、剥がれかけた英字で MONDAY CLOSED の札が残ってる。
主人公の仕事場はフィルム上映もやるような古い館で、休館日は『火曜』になってる。
でも事務室の古い帳簿には、何年分も同じ癖の字で『月曜休館』って残ってる。
カレンダーアプリは日曜の次に火曜を並べるくせに、予定の横幅だけ妙に狭い。誰もそこを変だと思わない。
主人公の父親は数年前に死んでる。
遺品の手帳を開くと、予定は全部普通なのに、ページの端にだけ毎週同じ走り書きがある。『月曜は入口を間違えるな』。
映画館の地下には使われてない小さな上映室があって、鍵札には消えかけた字で『月曜上映室』。
地下の小上映室は、古い映画館にありがちな黴っぽい匂いもしなかった。
空気が新しすぎた。
扉の内側に、紙の札が裏向きで掛かっていて、めくると『本日は月曜日です』とだけ書いてある。
主人公は笑う。冗談みたいだと思う。
でも、その部屋に入った瞬間だけ、街の音が一つ減る。日曜の夜にどこかで鳴っているはずの、酔客の笑い声も、終電のアナウンスも、何も聞こえない。