【朗報】終電逃した民、謎の喫茶店に入っただけで一晩分の怪談SSが完成してしまう
知らない街、シャッター街、深夜に灯る一軒の喫茶店。住民たちの妄想と実況が混ざり合い、ただの終電逃しスレが妙に泣ける怪異譚へ化けていく。
駅前のシャッター街に、まだ灯りのついた喫茶店が一軒だけあった。入るかどうかは>>5の空気で決める。
入れ
ソクラテスも言っているが〜、喫茶店の扉とは自己への入口である
店名くらいええやろwww
月舟喫茶とかだったら勝ち確じゃん
月の舟だぞ?乗れ
常連帳の最後のページに
「終電が走っていく音だけ聞いた。誰も乗っていないのに」
って走り書きがある感じする
懐かしい…知らない街なのに
店主が「それ、昔から置いてあるんです」って言う
でも昔がいつかは言わない
窓の外では、雨が止んでる
アスファルトだけがまだ夜を覚えてる
短編その1
「終電を逃した人は、みんな一度だけこの店で帰り道を選べる。帰る道じゃなくて、帰らなかった自分が歩いた道を」
これは泣ける…
短編その2
常連帳の端に「午前1時17分、終電がもう一度来る」と書いてあった
ただし駅ではなく、商店街のいちばん暗いシャッターの前に
懐かしい…怖いのに
喫茶店のスピーカーから急に古い曲が流れ始める
閉店間際にだけかかるみたいな、誰も曲名を知らないやつ
店主がカップを拭きながら「その曲、昔の終電のベルなんです」って言う
泣いた…いや怖い…
店主「昔はここ、駅前じゃなくて駅の中だったんですよ」
>>1が駅名を聞くと、店主は今の地図にない名前を言う
漢字だけ妙に懐かしくて、読み方だけ知らない駅名
時計店の針が全部1時17分で止まってる
>>37の時刻と同じ
でも秒針だけは動いてて、進むたびに商店街の奥から閉店の曲が近づいてくる
赤い丸の横に、小さく>>1の筆跡で書いてある
「ここから先は、帰らなかった自分が先に歩いている」
閉店の曲が、もう背中のすぐ後ろで鳴ってる
店主が言う
「持っていれば、間違えません」
何を、とは言わない
>>1は切符を財布じゃなくて、ノートの間にはさんだ
>>1はノートの余白に一行だけ足した
「終電を逃した夜、知らない街で灯りに入った」
始発のドアが開いて、短い話はそこで閉じた