【悲報】終電逃しただけの男、AI駅員に“帰れなかった過去”へ案内されてしまう
終電を逃して無人駅に残った>>1が、券売機横のスピーカーから名前を呼ばれるところから始まる怪異スレ。最初は自動音声ネタかと思いきや、切符・名簿・廃駅情報が重なり、スレ民まで巻き込む展開に。
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声は俺の名前を呼んだ。
苗字ではなかった。
下の名前だった。
券売機の横から、はっきり聞こえた。
『○○さん』ではなく、呼び捨てだった。
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>>33触った。
取り出し口に白い切符が一枚あった。
濡れてはいなかった。
印字は薄かった。
日付は今日ではなかった。
明日の日付だった。
時刻は0時18分だった。
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>>40改札に切符を入れた。
赤いランプが消えた。
扉は開かなかった。
代わりに、改札機の中から短い音が鳴った。
スピーカーが言った。
『そちらは出口ではありません』
46 名無しさん@お腹いっぱい。
>>45
非常通報ボタンはあった。
透明なカバーの内側に、紙が挟まっていた。
『使用済』
と印字されていた。
俺はまだ押していない。
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七人目で俺の名字が読まれた。
下の名前は違った。
祖父の名前だった。
祖父は十年前に死んでいる。
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紙の日付は、今日ではなかった。
中学二年の夏の日付だった。
理由欄に、手書きでこうあった。
『帰宅せず』
74 名無しさん@お腹いっぱい。
ずっとROMってたけど、時系列だけ整理する。
小学生の住所にある駅名の切符が出る。
改札は出口じゃないと言う。
非常通報は使用済。
閉鎖柵の先に無人列車。
名簿で祖父の名前。
中二の夏の遅延証明で帰宅せず。
これ、今夜の話じゃなくて「昔帰れなかった日」を今処理してるんじゃないか。
イッチが忘れてるだけの事故か家出か、どっちにしろこの駅は現在の駅じゃない。
…またROMに戻る
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続き書く。
写真の右端に、駅員室の扉が写っていた。
今、俺の前にある扉と同じだった。
窓の下に、白いテープで『係員以外立入禁止』と貼ってあった。
その上から、手書きで『本人は可』と書かれていた。
94 名無しさん@お腹いっぱい。
巻き戻した。
声が少し若くなった。
ノイズの奥で、誰かが言った。
『この声で話せば、あいつは入ってくる』
その声が俺に似ていた。
今の俺ではなかった。
中学生の俺に近かった。
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テープはまだ続いている。
声は俺の声で、駅員の声でもあった。
『一話目はここまでです』
そう聞こえた。
駅員室の奥に、もう一つ扉がある。
ここまでが1話目。
102 名無しさん@お腹いっぱい。
ずっとROMってたけど、これだけ貼る。
国交省の廃線資料にその駅名あった。
平成28年3月31日廃止。
翌年度に駅舎解体、用地売却。
地元紙の記事だと跡地は駐車場になってる。
駅員室もホームも残ってない。
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