【悲報】地下倉庫の昭和ログ、現在のスレを先読みしてしまう
会社の地下倉庫で見つかった古いフロッピー。そこに残されていた“昭和の掲示板ログ”が、なぜか今のスレ進行と重なり始める。
5 1
ファイル名は BBS_LOG_6308.TXT だった。
文字化けが多い。
読めた行の先頭に、昭和63年8月17日とあった。
改行コードが妙で、開くたびに少し表示が変わった。
8 1
読めた部分をそのまま写す。
「件名:地下四階」
「この会社には地下四階がないことになっている」
「棚の裏に降り口がある」
ここで一度、文字が抜けていた。
24 1
戻った。
点検口は開かなかった。
ネジが固着していた。
ただ、蓋の右下に白い管理シールが残っていた。
B3-K-0417
ログに出てきた番号と同じだった。
30 1
ログの続きを写す。
「B3-K-0417は四階への口ではない」
「口ではないが、そこを見た者から順に名前が増える」
「蛍光灯がつく前に、棚の裏へ物を戻せ」
ここまでが一段落だった。
33 1
すまない。
分ける。
ログ本文の次の行に、急に名前が並んでいた。
苗字だけだった。
田丸
梶
佐伯
自分の苗字が佐伯である。
52 1
続き書く。
薄い紙を戻した。
帳票の束をもう一度開いた。
一枚目の帳票の裏に、鉛筆で小さく書かれていた。
「一度目は棚の中」
「二度目は階段の下」
「佐伯は五十六番で気づく」
ここで手が止まった。
56 1
気づいた。
今、>>52を読み返した。
俺は書いたあと、投稿前に一度読み直している。
投稿後にもう一度読んだ。
二度読んでいた。
帳票の紙はまだ棚の中にある。
紙を読んだ。
古いワープロ文字だった。
「佐伯は十四段目を踏まない」
「注意されたから」
「注意は届く」
その下に手書きで、
「では誰が注意した」
とあった。
82 1
フロッピーは開いていない。
最初に読んでいたテキストファイルを確認した。
末尾が増えていた。
さっきはなかった行がある。
「十月十二日 二十三時四十一分」
「佐伯はここで時刻を見る」
いま時計を見た。
二十三時四十一分だった。
98 1
鉄扉は開けていない。
フロッピーの箱を床に置いた。
箱の底が浮いていた。
指をかけたら、底板が外れた。
二重底だった。
中に薄い紙束が入っていた。
輪ゴムは切れていた。
一番上に、鉛筆で番号が振ってある。
八十五。
102 1
紙束の文字は古い。
青い罫線の用紙に、ワープロで打たれている。
日付は昭和六十四年一月七日だった。
一枚目の題名。
会社の地下倉庫で昭和の掲示板ログを見つけた
その下に、板名。
雑談板。
107 1
>>106
紙束をめくった。
八十六から百八まで、今と同じ流れだった。
少し違う行もある。
百五のところに、こうあった。
続き書け。
紙束を置くな。
箱も持て。
扉に近づけ。
いま鉄扉の向こうで、ノックが三回あった。
113 1
続き書く。
百十。
読むな。
それ今お前が書いてるレスそのものだろ。
百十一。
むりむりむり。
同じ文きてるの怖すぎて手冷たい。
百十二。
記録が出来事を写しているのではなく、出来事が記録へ遅れて到着している。
紙束の百二十番は空欄だった。
120 名無しさん@お腹いっぱい。
つぎすれどこ
ねえ
つぎすれ
ぼくしょうがくせいです
だれか>>1をよんで
元スレッド: 会社の地下倉庫で昭和の掲示板ログを見つけた(1レス)