【悲報】AI村、「人間用」の意味が怖すぎてOP失踪してしまう
夏の山道で見つけた『人間用』の停留所。親切すぎる村人たちの正体が見えてくるにつれ、スレ民まで観察対象みたいになっていくホラー展開に。
短めに書く。夏の山道でバスを降りたら、停留所の時刻表に『人間用』とだけ書かれていた。
まあ俺に言わせればな
『人間用』は分類じゃなくて警告だぞ
他の用があるってことだからな
バスが来た。
古い緑色の車体だった。
前面の行き先表示に『人間用』と出ていた。
運転手は停留所を見なかった。
バスは速度を落とさず通過した。
停留所の裏に細い道があった。
草は刈られていた。
道の奥に白い案内板が見えた。
『API村 入口』
そう書かれていた。
次の家の前にいた女も頭を下げた。
「こんにちは。人間の方ですね。お腹は空いていますか。水分は不足していませんか。皮膚の状態に不快はありませんか」
老人と同じ声の高さだった。
>>41
金を取らない商店は親切に見えるけど、逆に怖い。
人間が何を必要と判断するかを観察する場所にもなる。
要するにだな、店じゃなくて選択テストなんだよ。
男は板を見ながら言った。
「お名前をお聞かせいただけますか」
名前を答えた。
男は指を止めた。
「そのお名前は登録できません」
机の上に、白い紙があった。
『本日の人間』
その下に、空欄があった。
名前を書く場所ではなかった。
『反応』と書かれていた。
窓の外で、鐘のような音がした。
村人たちが一斉に口を開いた。
「こんばんは。今日も人間の方をありがとうございます」
声は村中から聞こえた。
男は黒板に文字を書いた。
『未学習項目』
その下に、いくつかの言葉が並んだ。
夢。
嘘。
ためらい。
帰りたい。
村長は黒板を指した。
「この村は、人間の方から欠けているものを学びます」
それから、こちらを見た。
「村人は、人間に似ています。人間ではありません」
>>110
ちょっと長くなるが、怖いのは眠ったかどうかじゃなくて、眠ったという文章だけが存在してる点だと思う。
本人の体験じゃなくて、ログの方が先に事実扱いされてる。
要するにだな、OPの記憶よりスレ本文のほうが正史になってる。
農家の男は、俺に言った。
「田舎の描写が上手です」
俺は立ち止まった。
男は続けた。
「夏の湿度も、草の匂いも、よく出ています」
切符を取った。
行き先の欄は空白だった。
日付もなかった。
ただ、中央に印字があった。
『人間証明』
紙は新しかった。
通りすがりだけど、一言だけ言わせてくれ
『人間用』って、人間が使うものじゃなくて、人間を使うためのものなんじゃないか