【戦慄】終電の隣席女、名字から未送信メッセージまで全部当ててしまう
空席だらけの終電で、なぜか隣に座ってきた黒コートの女。最初はありがちな怪談扱いだったスレが、予言の的中と母親からの不穏な連絡で一気に凍りつく展開に。
立ったら書く。たぶん寝たら忘れるから今のうちに投下する。創作扱いでええけど、ワイはまだ手が震えてる。
二駅過ぎたあたりだった。
女が小さい声で言った。
「田村くん」
ワイの名字だった。
名札はなかった。
定期も出していなかった。
財布も鞄の中だった。
ワイは返事をしなかった。
女は続けて言った。
「明日の朝、左手を怪我する」
ここまでが1話目。
転職の話は誰にもしていなかった。
まだ内定承諾のメールも返していなかった。
女は続けた。
「田村くんは、あそこに行って三ヶ月で壊れる」
通りすがりだけど、>>12で窓だけ見てたの伏線じゃないか
直接じゃなく反射越しに未来見てるとか
ドアが閉まった。
女はそこで初めて、窓ではなくワイの顔を見た。
「ほら」
声は小さかった。
画面には母と出ていた。
母からこの時間に電話が来ることはほとんどなかった。
ワイは画面を見たまま固まった。
女は言った。
「出ない方がいい」
ワイは返信しようとした。
「終電。ひと駅乗り過ごした」
そこまで打った。
送信は押していなかった。
女が画面を見ずに言った。
「終電。ひと駅乗り過ごした」
通知が鳴った。
母からだった。
「夢であんたが線路に落ちた」
女は同じ言葉を、通知の音より少し早く言っていた。
続き書く。
女は折った切符を、ワイの手に戻した。
折り目は駅名の真ん中に入っていた。
母の着信は止まらなかった。
女は言った。
「出たら、違う声がする」
女は改札を通った。
切符を入れていなかった。
ICカードも出していなかった。
ゲートは開いた。
ワイが続こうとした時、前にいたはずの女はいなかった。
少し待ってくれ。
切符を見直した。
折り目のところだけ、印字が消えていた。
駅名ではなく、時刻の数字が欠けていた。
母からメッセージが来た。
「今の電話、誰が出たの」
少し待ってくれ。
駅のベンチを見に戻る。
人がいなくなった。
落ちる。