【悲報】終電後の無人駅、存在しない町行きの黒い電車が来てしまう
深夜0時41分、終電後の無人駅で突然動き出した電光掲示板。行き先に表示されたのは、地図にも検索にも存在しない「無在町」だった。
終電逃したと思ってベンチ座ってたら、ホームのスピーカーが急に喋った。誰もいないのに電光掲示板だけ動き始めたから書く。
最初は誤作動だと思った。
ただ、電光掲示板は消えていたはずだった。
それが急に点いた。
オレンジ色の文字が右から流れた。
掲示板には最初、回送と出た。
そのあと行先が変わった。
「無在町」と表示された。
読みは出なかった。
続き書く。
アナウンスは女の声だった。
「次は、存在しない町です」と言った。
そのあと線路の向こうから風だけが来た。
写真は撮った。
画面では改札が写っていた。
肉眼では壁だった。
写真を見ながら手を伸ばしたが、手は壁に当たった。
またアナウンスが入った。
今度は子供の声だった。
「お忘れものは、名前です」
そう聞こえた。
録音には何も入っていなかった。
>>71
110は押せた。
発信した。
呼び出し音の代わりに、ホームのスピーカーから同じ音が鳴った。
すぐ切った。
列車は音を立てずに止まった。
ドアの位置だけが分かった。
子供の声でアナウンスが入った。
「ご乗車ください。ここにいると、駅になります」
>>79
ここにいると駅になります、が一番嫌だろwww
人間が駅になるって何だよ
夜だから許せん怖さ
違った。
座席に人がいた。
全員、背もたれの向こうを向いて座っていた。
こちらに背中を見せているのではなかった。
座る向きが逆だった。
路線図は手書きだった。
駅名がいくつも並んでいた。
読めるものもあった。
家の近くの地名が一つあった。
その先は、紙が濡れたように滲んでいた。
通知の文字が見えた。
このスレだった。
新着が増えていた。
画面には、俺がまだ書いていない文が表示されていた。
>>122
>>1で「電光掲示板だけ動き始めたから書く」って言ってる
表示されるものに釣られて書かされてる構造じゃないか
返事はしなかった。
放送は続いた。
「お忘れ物です」
「あなたの町です」
窓の中の部屋で、机の上のスマホが鳴っていた。
ポケットに切符が入っていた。
昨日買った切符ではなかった。
紙が濡れていた。
水ではなく、雨の匂いがした。
印字はほとんど流れていたが、端に小さく「存在」とだけ残っていた。
写真を確認した。
切符は写っていた。
濡れた四角も写っていた。
その横に、駅のベンチが少しだけ写っていた。
もう一度確認する。